今日の二限は農学部の授業。健康と食糧がテーマで、少子高齢化の進む中、国民医療費の増大を防ぐためには、機能性食品や食生活の見直しが一つの鍵になるとして、農産物の開発などの重要性が説かれていました。
予防医学として鍼灸・按摩マッサージなども注目されていますが、これも広い意味では医療費がかかります。食事によって、健康を維持できる時間が伸びれば、確かにいいですよね。 個人的には、食事や生活習慣の改善に加えて、気功的な呼吸法や瞑想法も取り入れればいいのに~、って思ってしまうのですが…。 今日の授業で面白かったのが、1950年と2008年の日本人の平均エネルギー摂取量の比較。 1950年と言えば、第二次世界大戦が終わって五年、朝鮮戦争が始まった年でもあるので、まだ朝鮮特需の恩恵も被っていない頃。 それ以来、高度経済成長、バブル景気などを経て、現在はダイエットやメタボなどが問題となる飽食の時代。 それなのに… なんと摂取カロリーでは 1950年は2098Kcal、2000~2010年は2000Kcal以下と、1950年よりもエネルギー摂取量は減っているのです。 要するに、現代の生活習慣病は食べすぎではなく、食べる内容、食生活の問題なのですよね。 興味のある方は、厚生労働省が国民健康・栄養調査を毎年発表しているので見てみてください。色々とデータがあって面白いですよ。 お昼は、プロジェクト研究をちょっとだけやって午後は解剖。今日は色んな意味で勉強になりました。 だけど、疲れたぁ~(苦笑) |
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