楽々波とかいて「さざなみ」と読む。
今日は、図書館で連鶴の本があったので借りてきた。

夏休みに入って、なかなかサークルの為に大学へ行ける余裕がなく、オリストも休みがちになってしまっているのだが、折紙に興味がなくなったわけではない。

折紙サークルの人達は、コンプレックス系と言われる複雑な折紙を自分で考えて折る人達が多く、毎回驚かされている。

もっとも、私にそのような複雑な折りは無理。それに、年のせいかオリジナルに挑戦するより、伝統的な折紙に魅かれてしまっていたりする。

以前から、連鶴に挑戦したいと思っていた所だったので、借りてきてすぐ折ってみた。

今日折ったのは、比較的簡単そうだった「楽々波」という作品。
折紙楽々波
出典:「一枚の紙で折る京連鶴」PHP出版

これは1797年(寛政9年)に出版された「秘伝千羽鶴折形」という本に掲載されていたらしい。

魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)という住職が考案し、

「唐崎の松は花よりおぼろにて晴れぬ思いの心さざなみ」

という狂歌が、この作品に添えられていたとのこと。

狂歌とは社会風刺や皮肉を五・七・五・七・七の音で表した諧謔形式の短歌(和歌)で、江戸時代中期に独自の道として発達したものです。

日本史でも出てくる大田南畝(おおたなんぼ)や石川雅望(いしかわまさもち)らが作り手として有名ですよね。

しかも、「秘伝千羽鶴折形」という本は世界最古の折紙の本だとWikiにも載っていました。

この時代の人達は、どんな気持ちで折紙を折っていたのでしょうね。

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[2009/09/15 21:53] | 折紙 | page top
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