今日から、待望の冬休み。久々に、時間を気にすることなくゆっくりと寝て、お昼ごろからお散歩に行きました。
特に冬になって日が短くなり、近所を歩く頃には、すっかり暗くなっている事が多かったので、昼間の明るい時間に散歩をすると気持ちがイイです。 しかも、いつもの河原では、カワウが飛んでお出迎えしてくれたし、シロサギまでいました。うーん、やっぱり野鳥が見れると嬉しい~!! ウチの近所では、農家も多いのですが、ふと畑を見ると変な実がなっています。 ![]() これ、なんだか分かりますか? しかも、実が裂けて、中から白いモノが出ているものもあります。 ![]() 徐々に姿を現してきました。さあこれでわかるでしょう。 ![]() 正解は綿花です。 テレビなどでは見た事があったのですが、実際になっているのを見るのは初めてでした。 農家の人には悪いと思ったのですが、ちょっと触ってみると、これがフワフワ。 とても柔らかくて気持ちが良いのです。うーん、自分で綿花を栽培してTシャツ作ったりしたら楽しいだろうな~、なんて思ってしまいました。 ご存じの方も多いと思いますが、明治以降の近代化のなかで、綿織物産業は重要な位置を占めていました。 いえ、元を正せば、イギリスから始まった産業革命も綿織物産業がきっかけとなり、アフリカから奴隷を輸出しアメリカなどから綿花を輸入する三角貿易や、それまで優位を保っていたインドの伝統的な綿織物(キャラコ)に大打撃を与え、インド経済自体が壊滅的な状況に追い込むなど18世紀~19世紀頃の世界は綿花を中心に動いていたのかもしれません。 って、大げさですかもしれませんが、日本の殖産興業としての綿花産業やイギリスから始まった産業革命は、東大の二次試験でも重要なポイントだったりします。 受験生はもちろんですが、興味のある方は、ぜひ調べて見て下さいね。 お散歩中に見つけた綿花のおかげで、いつもの恥的なブログから、ちょっと知的なブログになった気が…(笑) |
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