今日からゴールデンウィークですね。本郷に通うようになって、早一ヶ月。新しい環境が新鮮で、お散歩ネタも多かったのですが、実はまだまだ書いていない面白スポットがあったのです。
と言うことで、今回はこれまで書けなかったお散歩で見つけたこんにゃくえんま、場所は後楽園の近くです。 ![]() ここは浄土宗の源覚寺というお寺なのですが、鎌倉時代に作られた閻魔大王の座像が飾られているのです。 ![]() 扉の隙間から覗くと閻魔大王の像が見えました。 ![]() 昔、眼病を患った老婆が閻魔大王に祈り続けた所、老婆の眼は治り、老婆は感謝のしるしとして自身の好物である「こんにゃく」を断って、ずっと閻魔大王に備え続けたといわれているらしく、今でもこんにゃくがお供えされていました。 さらに、ここには自分の治したい部分に塩につけるとご利益があるという、塩地蔵尊なるお地蔵様もいらっしゃいました。 ![]() 白い所は全部塩なんです。なんか、すごいでしょ!? また小石川七福神の一つ毘沙門天も祀られていました。 ![]() 他にも江戸時代に作られ、昭和初期にサイパンに搬出され戦禍の中で失われた鐘が、1974年になって返還された汎太平洋の鐘 ![]() 第二次世界大戦でサイパンなど南洋群島で犠牲になった方たちを追悼する南洋群島物故者慰霊像もありました。 広いお寺と言う訳ではないのですが、色んな想いや歴史が凝縮された不思議な場所でした。 |
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