大検から慶應・東大へ 37歳東大生の独りで学ぶ勉強法
昨日も少し書いたのですが、来月6月20日頃にエール出版社から「大検から慶應・東大へ 37歳東大生の独りで学ぶ勉強法」という勉強本を出すことになりました。

前作の「37歳中卒東大生」は、私の半生記的なもので、高校をドロップアウトしてしまった人や引きこもった人、その家族や周囲の人達、それに普通の人達にも、こういう生き方もあるのだ、ということを知って欲しくて書きました。

しかし、前回の「37歳中卒東大生」では、本の趣旨と合わなかった為、受験や勉強そのものについては、ほとんど触れることができませんでした。

受験や勉強そのものについては、実は二年ほど前に電子書籍で出していました。ただ、当時はまだスマホも普及しておらず、電子媒体で本を読むというのが一般的でなかった為、読み易さを優先して内容的にもかなり簡略化したものにせざるを得ませんでした。

その後、i-phoneなどのスマホやi-pad、キンドルなどの電子ブックリーダが急速に普及し、一般書も電子書籍で読まれるようになる中で、私自身もきちんとした勉強本を出したいと思うようになっていたのですが、そんな折、エール出版社さんと縁ができ、受験体験記的な勉強本を出させて頂けることになったのです。

今回の本は、究極的に言ってしまえば「勉強は頭の良し悪しよりも勉強量が全て。努力こそが一番大切」という、身も蓋もない事実を書いているようなものなので、あまり売れないかもしれません(もちろん、効率的な努力の仕方や心の持っていき方などは書いています)。

ただ、耳触りが悪くても大事なことを書く人も必要かな、と思いながら書きました。

進学校に通っている人や勉強が得意な人には必要のない本かもしれませんが、「慶應や東大に行きたいけれど、どうやって勉強をしたらいいか分からない」あるいは、「いい大学に行く人は、生まれつき頭がいいんだ。どうせ、自分なんて…」と悩んでいる人には、きっとヒントになる本だと思います。

前作の「37歳中卒東大生」が私の心や生活の部分、「大検から慶應・東大へ 37歳東大生の独りで学ぶ勉強法」がそれを裏打ちする受験生活や勉強法に当たるので、ちょうど車の両輪のようなものだと思います。

発売されましたら、ぜひ一度手に取って頂けると嬉しいです。

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

[2011/05/27 21:07] | 37歳東大生の独りで学ぶ勉強法 | page top
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